2012年4月25日水曜日

ヨガと痩せなきゃという固定概念

今日は素敵な記事をインターネットで見つけました。

LAを中心に世界で活躍しているキャスリン ビューディッグという
ヨガの先生のインタビュー記事(←クリック)です。

キャスリンのヨガレッスンをオンラインで取っているのですが、
難しいポーズも入ったりして、難易度は結構高いけど、
本当に楽しい!教えるのがものすごく上手なんです♪
この前のゼンヤ先生といい、私の憧れの一人。


キャスリンが体のイメージとヨガに対する都市伝説というか
いろんな人が持っている思い込みについて話していました。


彼女はLAに住んでヨガを教えているのだけど、
それは健康的に暮らしていくのには厳しい環境だそう。
周りには自分の幸せや健康を犠牲にして理想の体型(モデル体型)を目指し、
そうじゃないと受けいれてもらえないと頑張る人が沢山いるそう。
だから、自分の周りにいる仲間や友達を選んでいる。
彼女の友達はただ自信を持った女性ではなく、
自分の強みも弱みも受け入れている強い女性だそう。
そして、本当に仲良しの友達にはかつて摂食障害で苦しんだ友人もいるそう。


そして、キャスリンは何よりも食べる事、料理する事が好きなヨギー二でもあります。
この記事にも「食べる事が大好き!」と書いてあって、
シェアして食べたり、料理をする事は彼女にとって愛情表現なのだそう。
自分の体がベストな状態な時は健康的な食生活を送っている時でもあるのだけど、
たまにはリラックしながらビールを飲んでいる時でもあると話しています。

So as long as it’s always coming from a place of love it’s hard for me to think in an unheatlhy manner. I strive to eat healthy on a daily basis but I’ve also learned where to draw the line. I believe food is meant to be enjoyed, so if you find yourself out to dinner at a fantastic restaurant—enjoy it! You can go back to kale and quinoa tomorrow, but life is meant to be tasted and enjoyed.

「食事や料理が愛から来るものなら、それを不健康なマナーだと考えにくい。毎日健康的な食生活は送るけど、ちゃんと割り切る時もあるわ。食べ物は楽しむもの。だから、もし素敵なレストランで食事をしたいって思ったら、楽しんで!次の日ケールやキヌアを食べればいいじゃない。人生は味わって楽しむべきものよ。」

The key is that I’m most beautiful when I’m happy so I work on blending my happiness with a sense of adventure and health. 

「重要なのは、私は自分が一番綺麗だって感じるのは自分が幸せなとき。だから、私は幸せを健康とワクワクすることを混ぜるの。」

日本でもヨガが最近ブームです。
で、ヨガを始める理由が、(私も含め)沢山の人が痩せたいからという。
それが悪いことではないんです。確かに。
でも、ヨガ=痩せるのイメージでヨガが売られているのは確か。

キャスリンもこのインタビュー記事で
I don’t love the idea of yoga being sold as a weight loss tool, but just to be fair—why is it wrong to use yoga to lose weight if it helps you and makes you feel better? We’re all on different paths with different needs and if losing weight is going to bring you more happiness and yoga can get you there, then I say great.

キャスリンもヨガが痩せる道具としてのアイディアは好きではないみたい。
「だけど、痩せる事で気分が良くなったりハッピーになれるなら、それはそれで素晴らしいと思う。みんなそれぞれだから。」

そしてキャスリンは人間が自分を綺麗だと感じるのはハッピーな時。
そしてヨガをそのハッピーになる手助けができると考えています。

If you practice yoga long enough you are going to build body awareness that you never had—and I mean that in a very positive way. You learn how everything in your body works together to create levity, space and strength. It’s so powerful that you can’t help but want to nurture this amazing body that you have. Harming it with an eating disorder will negatively impact your practice—it takes away your strength, energy and ability to be grounded—all qualities that you will crave daily when you do yoga.

「もしヨガを長く練習してたら、体に対する意識が今までちがったものだというのに気がつくでしょう。ものすごく良い意味のね。体の全部がどうやって働いて軽さ、空間そして強さを作るかが分かるでしょう。そして、それはとても強力で自分の体を労りたくなるわ。摂食障害で体を痛めたら、練習に悪影響がでて、強さ、エネルギーを取って、そして、地に足をつける事ができなくなる。それはあなたがヨガをすると毎日必要とするものよ。」

  I also stress how the aesthetic of the body is the least important part of any posture. It doesn’t matter what you look like—it’s what you feel like. 

「体がどれだけ美しいかってどんな姿勢の中でも一番最後に大事になること。自分が堂見えるかじゃなくて、自分がどう感じているかよ」
My number one goal in yoga is to be happy. Happy people are beautiful people and it’s infectious. Don’t worry about the physical shape of your body. Let that be an added bonus. Focus on setting intention and finding the joy in your life and on your mat.

「私のヨガの一番の目的はハッピーになること。ハッピーな人は美しくて、それはとっても魅力的よ。自分の体の形や大きさはきにしないで。それはボーナスとしましょう。人生とマットに楽しみを見つけて、 その意味を決める事に集中しましょ!」

You’re not alone and you can take control of your own happiness. Stop beating yourself up. The more negative comments you make about yourself to yourself, the more likely you’ll get stuck in negative body holding patterns. I never lose weight or feel pretty when I rip myself apart. I’ll write postive affirmations on my bathroom mirror “I’m perfect and beautiful” so that I’m greeted with that first thing everyday. It’s my job to believe it and live it. Your practice will soar once you can accept you’re perfect exactly as you are.

「あなたは一人じゃなくて、自分の幸せをコントロールできるのよ。自分を痛めつけるのはもう止めましょう。自分に対してネガティブな事を言うと、それにハマってしまって抜け出せなくなってしまうわ。私はそうやって自分を痛めつけている時は痩せないし、自分を綺麗だとも思わない。バスルームの鏡に「私は完璧で美しい」って書くのよ。そして、毎朝それを言うの。私の役目はそれを信じて、それを生きること。一度自分がそのままでパーフェクトだって受け入れるとあなたの練習は高まるわ。」

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記事からズラズラと抜粋しましたが、本当に彼女の意見に賛同です。
日本でも雑誌を開ければ、ダイエットの記事。
テレビをつければ、ダイエット特集(特に夏に向かう今の時期)
細い事が良い事で、細くないとモテない。という固定概念。

確かに自分もよくそれの固定概念に縛られて、
「痩せなきゃ〜!この二の腕が憎い!このお腹が〜!」って
なって、食べ過ぎて自己嫌悪って スパイラルにハマるけど、
大事な事は自分の内側がどう感じているか。
自分がハッピーかどうか。

幸せと真の美しさは自分の中にあって、
ヨガはその内側を満たすことを手伝ってくれる。
ヨガをして、確かに痩せたし、健康的になった。
健康的だと精神的にも安定するわけで、
ヨガをすると意識が「今」に向くので、
自分の思い込みを手放せたり、執着を手放すことができる。

ヨガの哲学にもあるんだけど、人には善があって、
もうすでにみんなパーフェクトなんだって。

30歳すぎて体もだんだん変わってきて、
事実20代の体とは違ってくるし、
自信がなくなってくる人も多くなってくるし、
私はヨガを通して、その人たちに幸せを感じる手伝いや
きっかけを与えられたらって思う。


だから、私は今日もヨガをするのだ。



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